苦しみながらも7大会連続となるワールドカップ出場を決めた日本代表。

敵地でオーストラリアを0-2で撃破した一戦では、終盤に投入された三笘薫が圧巻の2ゴールを決めた。

フジテレビ系列で放送されている『ワイドナショー』でも、日本代表のワールドカップ出場決定をピックアップ。元日本代表MF前園真聖さんは番組内でこんな指摘をしていた。

前園真聖

「相手も疲弊して疲れてきた状態の時に彼(三笘)みたいなドリブルな得意な選手が出てくると、スペースもありますし、非常にスピードもあるので、彼の良さが生きたかなと。

結果を出したというところは非常に監督の采配も含めていいんですけど、最終予選の戦い方をずっと見ていると、大体同じ戦い方なんですね。

同じ時間帯に同じ選手を交代して、相手が疲れてきた時間帯に選手を代えて活性化をさせて。

結果は出てきたので、これは最終予選のアジア大会ではいいと思うんですけど、本大会でほとんどチームが格上の国と対戦するとなったら、この戦い方はおそらく通用しないと思うので。

最初から90分間通しての試合運びを突き詰めていかないと。

残りの最後のところ(時間帯)に帳尻を合わすような戦い方はおそらく通用しないので。

これからまたシステム、選手も含めて、改善していかなきゃ(いけない)。

勝って決めたらOK、拍手で終わっちゃいけないと思うので、そのあたりも含めて課題も出たけれども、まずは切符を手にした。

これから、選手の戦い方とか、競争もあるので、そのへんも注目して見ていきたいなと」

前園さんは切れ味鋭いドリブルを持つ三笘のスーパーサブ起用はハマったと指摘。

【動画】必殺仕事人!三笘薫の日本人離れした悪魔的ドリブルシーン

そのうえで、あくまでもアジアでは通用した試合運びであり、格上相手には90分通した試合展開を改善させる必要があると感じたようだ。

アジア予選と本大会が全くの別物というのは選手、監督も間違いなく認識しているはず。これから本大会に向けて森保一監督はどのように改善を図るのか注目だ。

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