ペドロ
ペドロはおそらくこれまで最も過小評価されてきたウインガーであろう。2008年から2015年までの間、バルセロナであらゆるタイトルを獲得し、スペイン代表として2010年ワールドカップとEURO2012を制覇した。
豊かな機動力に加えて両足を使いこなす器用さがあり、カウンターでもポゼッションでもフィットする。プレミアリーグへ移籍してからもチェルシーで一定の活躍を見せ、安定したパフォーマンスを発揮していた。
ただスペインの同年代には他に派手さを持つ選手が多く、そのプレーに値するほどの評価を得てはいなかった。しかも現在もイタリア・セリエAのラツィオでレギュラーを務め、ここまで8ゴール4アシスト。息の長い選手になっている。