16日、アジア最終予選に向けた日本代表メンバーが発表され、森保一監督の会見が行われた。
最近の日本代表は、35歳になった長友佑都についての是非が常に議論されている。そうしたなか、今回のメンバーには長友の他に中山雄太、佐々木翔と左サイドバックでプレーできる選手が3人(旗手を含めると4人)招集された。
「長友はFC東京でレギュラーではない。コンディションや試合勘などに不安があるから3人呼んだのか?」という記者からの質問に森保監督はこのように答えた。
森保一監督(日本代表)
「(左)サイドバックの部分に関して、長友佑都にコンディション的な不安があるからプラスで招集したということではありません。
ディフェンスライン全体を考えてのこと。そこは中盤、前線も含めて、GKから各ポジションを一人ずつ本来よりも多く招集させてもらっています。
長友に関しては先週末のリーグ戦(対広島)で後半から出場してますし、やはり良いプレイというか、チームの機能を持たせられる、チームを勝たせることができる、自分の役割を全うできるということは見させてもらいましたし、ハードに動けるということは確認できています。
今後も、今週の試合も含めて良いパフォーマンスを練習から発揮してもらい、試合に先発から出られるように見ていきたいなと思います」
なお、GKも通常の3人ではなく4人が招集されている。
それについては欧州組である川島永嗣、シュミット・ダニエルの合流が試合直前になってしまうため、GK練習の人数を確保する意味もあって4人になったとのこと。