サッカー界にも大きな影響を与えているロシアのウクライナ侵攻。
FIFAとUEFAはロシアチームに対する無期限での追放処分を決めたほか、ワールドカップ予選プレーオフでロシアと対戦する予定だったポーランドなど多くの国が対戦拒否を表明している。
一方、ロシア側はフェアプレー違反だとしてスポーツ仲裁裁判所に提訴した。
そうしたなか、ポーランドメディアは、FIFAがロシアをワールドカップから排除していない可能性があるという懸念を報じている。
現地ジャーナリストが「FIFAの恥さらしは続くのか。ウクライナでロシア人が市民を殺害しているのに、チューリッヒ(FIFA本部)は時間稼ぎを決め込み、ロシアを不戦敗で罰することを避けるための解決策を探っている。そのアイデアのひとつが、グループBの予選を6月まで延期すること。これは不合理だ」という情報を伝えたとのこと。
実際、FIFAの公式HPは、ロシア対ポーランド戦を中止ではなく、TBD(未定)と記載している。
ロシア、ポーランド、スウェーデン、チェコが入ったグループBは3月24日に準決勝、29日に決勝を戦うことになっているが…。
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一方、FIFAはロシアリーグでプレーする外国人選手については、契約破棄の自由を認めたとされている。