2月22日にロートフィールド奈良で行われた「スクアドラカップ」。

オーダーメイドのユニフォームを扱う「SQUADRA」の製品を使用している奈良クラブ(JFL)と福山シティ(中国サッカーリーグ)の2チームが対戦するプレシーズンマッチだ。

まだJFL開幕までは3週間弱、中国サッカーリーグ開幕までは1ヶ月以上を残している中、両者が興味深いテストを行いながらの試合となったぞ。

【動画】奈良クラブが2-0と福山シティを撃破した。試合後のインタビューも

勝利したのは後半に2ゴールを決めた奈良クラブ。なんと「ピッチ上の全員交代」という大胆な動きからまもなく得点をあげ、自分たちにペースを引き込んだ。

試合後には奈良クラブのフリアン・マリア・バサロ監督と嫁阪翔太選手、福山シティの小谷野拓夢監督にインタビューを行った。

昨年は5月まで入国することができず不本意な状況であったが、今季はプレシーズンからチームを指導できているフリアン監督は、

「シーズンが始まるまではまだ時間があるので改善すべきところはたくさんありますが、今日は『どうプレスをかけるか』をテストするのに最適な試合でした。

チームはしっかりと状況に応じて適したプレスができたと思いますし、ゴールチャンスにおいても2点以上取れるだけの得点機会を作れたかなと思います。

昨年起こったことは忘れられないものです。冗談で話したりするんですが、まるでNetflixに出るような、映画になるような状況でしたね。

私がプレシーズンからいられるというのは、個人としてもチームにとっても選手にとってもいいことだと思います」

と話していたぞ。

奈良クラブの開幕戦は3月13日、MIOびわこ滋賀とのアウェイゲーム。一方福山シティは3月27日、バレイン下関との対戦で中国サッカーリーグの初戦を迎える。

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