FIFAクラブワールドカップで初優勝を飾ったチェルシー。UAEから帰国後初となる試合でクリスタル・パレスを0-1で下した。

ただ、フル出場したロメル・ルカクにゴールはなく、ボールタッチの少なさが話題になっている。

Optaによれば、ルカクは90分間でのボールタッチがわずか7回しかなく、計測を始めた2003-04シーズン以降のプレミアリーグでのワースト記録になったという(90分間プレーした選手)。また、前半のボールタッチはわずか2回しかなく、そのうち1回はキックオフ時のものだった。

これはルカク本人のせいなのか、チームとの関連があるのかと聞かれたトゥヘル監督はこう答えている。

トーマス・トゥヘル(チェルシー監督)

「いい答えがあるのか分からない。(このスタッツが)何を言っているのか分からない。

今日の彼がゲームに関与しておらず、主張できなかったということ。

我々全般について言っているのかは分からない」

「ノー、ノー、ノー。システムが問題ではない。

彼にとってはシステムを変えたことではない。攻撃陣は同じ仕組みだからね」

海外のファンたちは「12分ごとに1度のタッチしかないのはありえない」、「チームのポゼッションも58%あったのにね」、「前線で突っ立っているだけで、ボールを貰いにこない」などと反応。

『BBC』では、この日のパレスの守備を讃えつつ、こうも伝えている。「ルカクは供給が限られるなかで苦戦。チェルシーはパレスの強固な最終ラインを突破できず、特にルカクは苦しんだ。クラブW杯では2ゴールを決めたルカクだが、リーグ戦では最近8試合でわずか1ゴール。彼がチェルシーのシステムにフィットしているのかについての疑問は依然として残っている」。

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なお、『WhoScored』のレーティングでは、ルカクはチームワースト4位となる6.21(ワースト1位はカイ・ハヴァーツの5.83)。ルカクはパス成功数も4本のみだった(パスアテンプト数は6回)。

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