19日に行われた明治安田生命J1リーグ開幕戦。

ヴィッセル神戸は名古屋グランパスのホームに乗り込み、0-2で敗戦。この試合では浦和レッズから新加入の槙野智章が驚きの右サイドバックで先発出場した。

アンドレス・イニエスタが欠場したものの、4-3-1-2のシステムを採用した神戸。その中で、槙野を右サイドバックで起用した意図を三浦淳宏監督は試合後このように語っている。

三浦淳寛監督

「(槙野は)センターバックが本職ですけど、足もとの技術もありますし、コーチングの能力もあります。

前へのフィードもしっかりとしたものがありますから、その辺を考えての起用です」

槙野によれば今季は練習試合でセンターバックとサイドバックの両方を務めており、今日の試合ではサイドバックで先発することになったという。

三浦監督ともちろんタスクについて共有しての出場だったが、実戦でのサイドバック起用は「どうだろう。(プロ)2年目とかですかね。結構前になると思います」と試合後に話した。

実際この名古屋戦では、対面がマテウスだったこともあり守備での対応にも苦戦。後半にはマテウスの鋭いアーリークロスから大きな追加点を許している。

【関連記事】今、「世界で最も価値あるサイドバック」TOP5

開幕戦に敗れてしまい黒星スタートとなったヴィッセル神戸。次戦は23日、ACLによる繰り上げられた第9節で、浦和レッズとのアウェイゲームに臨む。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介