昨シーズン限りでジュビロ磐田を退団し、南葛SCへ移籍することになった今野泰幸。

日本代表として93試合に出場したベテランは、DAZNで配信されている内田篤人の『FOOTBALL TIME』に出演した。2人は2010年のワールドカップを振り返り、こんな話をしていたぞ。

内田:南アフリカの時とか覚えてます?

今野:全然覚えてる。

内田:今ちゃんが怪我したんだ、W杯直前のコートジボワールとの練習試合で。

今野:ないそく(内側側副靭帯)。

内田:ないそくって言ったら、結構大怪我じゃないですか。日本に帰るとかにならなかったんですか?

今野:俺もそれよぎった、すごい。病院に行って、痛さはあったけど、でも、W杯なんてそんな簡単に行けないじゃん。この先どうなるか分からないし。とにかくメンバーには入りたいという思いがあったから。病は気からって言うじゃん、それかもしんない。2日したら、走ってたもんね。

内田:すげ…(笑)。今ちゃん、すごいっすね。

今野:テーピングでガチガチにして。絶対にメンバーに入りますよっていうアピールはして。そん時さ、香川真司がサポートメンバーでいて、めちゃくちゃ調子よくて。

内田:サポートメンバーで香川真司が一番うまかったんですよ。『こいつ、すげぇな!』って思ってましたもん。ちんちんにしてたもん、俺ら23人を。

今野:だから、僕が怪我したから、僕がOUTの香川真司がIN…よぎりましたよね。

内田:(爆笑)

2010年W杯でサポートメンバーとして日本代表に帯同したのは、香川、酒井高徳、山村和也、永井謙佑。当時21歳の香川はドルトムント移籍が決まっていた。

岡田武史監督は、自分の力を試したいという気持ちが強すぎるとして、香川を泣く泣くメンバーから外したが、練習では圧巻のプレーを見せていたようだ。

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香川の好調さを目の当たりにしていた今野はメンバー入れ替えが頭をよぎるほどだったそう。

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