難敵サウジアラビアとのワールドカップ最終予選に2-0で勝利した日本代表。

首位相手の頂上決戦で、圧倒的な存在感を見せつけたのが伊東純也だった。前半に南野拓実の先制ゴールを演出すると、後半にはスーパーなシュートを叩き込んでみせた。

一方、サウジはその伊東との接触により、MFアブドゥルラー・アル・マルキが負傷交代。アル・マルキはプレー続行を訴えていたが、ベンチに下がると思わず涙を浮かべていた。

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そのアル・マルキは松葉杖姿でスタジアムを後にしている。試合後、サウジのエルヴェ・ルナール監督は「アル・マルキの負傷は非常に大きな損失だ。彼は長期離脱するように思えるからね」と述べていた。

その後、サウジ代表は、「アル・マルキはMRI検査によって、前十字靭帯の損傷が確認された」と発表している。

27歳の彼は1月末にアル・イティハドからアジア王者のアル・ヒラルに移籍したばかり。まだ新天地ではデビューしてないが、現地メディアによると、彼の今シーズンは終了したことが確認されたという(サウジリーグは3月末まで)。

今年のワールドカップは開幕時期が11月と遅いが、それまでには復帰できるだろうか。なお、アル・ヒラルはアジア王者として6日にFIFAクラブW杯初戦を戦う。

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