ワールドカップ最終予選で中国に2-0で勝利した日本代表。2月1日にはサウジアラビアとの大一番が控えている。
そうしたなか、元日本代表DF中田浩二さんは、DAZNで配信されている『やべっちスタジアム』に出演。サウジ戦に向けた「理想のスタメン」についてこう語っていた。
中田浩二(元日本代表)
「フォーメーションは中国戦でも安定した戦いができていましたので、システムは変えずに4-3-3がよいと思います。
スタメンは、GKが権田。最終ラインですが、CBは中国戦でも安定感があった谷口と板倉のコンビ。
右に酒井宏樹、左にはアシストもあった調子のいい中山雄太をスタメンから見てみたいです。
中盤の3枚は安定してるので変わらずですね。前線は右から伊東純也、大迫勇也、前田大然の3人を並べてみました。
サウジアラビアはオマーン戦でも右SBのスルタン・アル・ガナムがオーバーラップして、度々攻撃の起点になっていました。
なので、攻撃的なサイドバックに対して、日本の左サイドにはより攻撃的でスピードのある前田大然を置いて、相手を警戒させ、サイドから攻めさせない戦法もありだと思います。
前田を攻撃に専念させるためにも、守備力の高い中山を左サイドバックに置きました。
中国戦同様に試合途中から4-2-3-1にシステムを変えて、久保建英と堂安律を組ませたり、南野拓実をトップ下に起用するというのもひとつかもしれないですね」
サイドが本職ではない南野を先発から外し、カウンターを考慮してスピードのある前田を左ウィングに配置。そして、守備力の高い中山を長友佑都の代わりに左サイドバックに入れる形を提言していたのだ。
この布陣に矢部浩之さんは「ちょっとおもしろいですね、賛成です。左サイドに大然選手は発想になかった、南野選手を先発から外すという発想がなかなかできない。思い切っていて、おもしろい」と反応。
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また、2人は「(相手に)攻められてもスペースが空くから、カウンターにいける。前田のスピードが生きる」とも話していた。