先日、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出ていたリオネル・メッシ。クリスマス休暇の期間に母国アルゼンチンのロサリオに戻り、そこで感染してしまったとされている。
しかしながら、その際にパリ・サンジェルマンのマウリシオ・ポチェッティーノ監督はメッシがアルゼンチンに戻っていたことを知らず、クラブもそれを把握していなかったことが判明している。
『Mirror』によれば、『Radio Montecarlo』に出演した元フランス代表MFのジェローム・ロテンは以下のように話し、メッシらは監督を尊重していないと批判したという。
ジェローム・ロテン
「誰もが常に監督を尊重しなければならないものだ。それは私がクレールフォンテーヌで学んだことだ。監督は誰よりも上でなければならない。それはスター選手だろうがユース選手だろうが同じだ。ボスがトップにいなければならない。
ポチェッティーノ監督は、メッシがどこにいるのかを知らされていなかった。それが多くのことを説明しているよ。
それはいいことではない。メッシにはとても驚かされている。ポチェッティーノ監督はメッシから尊敬されていないんだ。
監督は強い人で、本当に価値を示す人間でなければならない。
私の目から見れば、監督を強く尊重しているのはキリアン・エムバペだけだ。しかし監督を尊重しなければ成功することはできない。パリ・サンジェルマンはここ数年、それに苦しんでいるのだ」
この数年多くのスター選手を獲得しながらもチャンピオンズリーグ優勝にまでは手が届いていないパリ・サンジェルマン。監督への尊敬が足りないことが原因なのだろうか。