現在新型コロナウイルスの感染者が9選手確認されているバイエルン・ミュンヘン。さらに怪我人なども含めて多くの離脱者がおり、金曜日のボルシアMG戦に向けたメンバーが苦しいものになっている。
『L'Equipe』によれば、バイエルンは木曜日の練習でトップチームのメンバーがわずか9人しかおらず、しかもヨシュア・キミッヒやニクラス・ジューレは本調子ではない状況だそう。
そのため、ユリアン・ナーゲルスマン監督はアマチュアとユースのセクションを使って人材を調達することを決めたとのこと。
ここで注目されているのがユースから昇格することになった2名、アリヨン・イブラヒモヴィッチとポール・ヴァンナーであるとのこと。
前者は2005年12月11日生まれ、後者は2005年12月23日生まれであり、まだ16歳になったばかりである。
そのため、この二人が金曜日の夜に出場した場合、昨季17歳と115日でプレーしたジャマル・ムシアラの最年少出場記録を大きく更新することになるそうだ。
なお、アリヨン・イブラヒモヴィッチは通称「アリ」と呼ばれ、1対1に強さを見せるボックス・トゥ・ボックスMFで、レオン・ゴレツカに似ているという。
コソボ出身の両親の下ニュルンベルクで生まれ、グロイター・フュルトとニュルンベルクのユースを経てバイエルンにやってきた選手だそう。今季開幕前にもトップチームのトレーニングに呼ばれており、練習試合でも得点を決めていたとか。
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そしてポール・ヴァンナーは非常にスピードがある左利きの選手だそうだ。