エデン・アザール
チェルシー時代には世界最高のアタッカーであったエデン・アザール。並外れたドリブラーであり、プレイメイカーであり、常にゴールを決められるストライカーでもあった。苦しいチームを救える選手だった。
2018年のワールドカップでもトーナメントで最高の選手の一人であり、3ゴールを獲得して2ゴールをアシスト。素晴らしいプレーを見せていたのだが、夢見たレアル・マドリーへの移籍を叶えた瞬間から火が消えてしまったようだ。
フィットネスに苦しみ、怪我の連鎖に見舞われ、スペインでは57試合で5ゴール9アシスト。欠場した試合は60以上に至っており、出場したときのパフォーマンスにも一貫性がまったく見られない。その野心は完全に落ち込んでしまったようで、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドに大きく差をつけられてしまった。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ