いよいよ28日に開幕する、第100回の高校サッカー選手権大会。

注目の開幕戦は、関東第一(東京B)と中津東(大分)が開会式が終わった直後の国立競技場で対戦する。

そんな選手権、そして高校サッカーについて、この2人に聞いてみたぞ。

宮本恒靖氏と小野伸二。

先日、WOWOWでスペシャル対談を行った日本代表のレジェンド2人にとって、「選手権」と「今の高校生たちに伝えたいこと」は?

宮本恒靖氏

「高校サッカーは、憧れでした。5万人の観衆を集めて、僕らの時代は旧国立で決勝が行われていた大会です。我々はクラブユースだったのでそんなにお客さんが集まるわけもなく、大舞台でやれていいなと思っていましたし、だからこそそういう選手たちに負けたくないという思いがありました」

「今の選手たちに伝えたいことは、サッカーを通して様々な学びがあるのでそれらを自分の糧にしてほしいです。ここが終わりではないですし、ここから続くサッカー人生、もしくはその先の人生に繋がっていくと思っていてほしいなと思います。いろんなことを学んでほしいです」

小野伸二

「僕自身も選手権には出たことがありませんでした。あの舞台に立つことは高校サッカーをやっている人間にとって、夢というか目標だと思うので、出場できる選手はそれが当たり前のことではないと感じてほしいです」

「ツネさん(宮本)が言ったように、選手権に出ても出なくてもサッカーは続いていきます。子供たちに伝えたいことは、高校を卒業して、すぐにプロで活躍するんだという気持ちです。プロに入ることを目標にしてほしくはありません。活躍する気持ちを持った選手になってほしいという思いが常々あります。最近も高校を卒業してすぐ試合で活躍する選手はなかなか出てきていないので、『自分だったらプロでもレギュラーを獲れる』という自信を持った選手たちがたくさん出てきてほしいです」

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WOWOWの特番『宮本恒靖×小野伸二 スペシャル対談 〜世界を知る男たち 最先端の欧州と日本の未来〜』は、1月24日(月)の12:00からWOWOWオンデマンドにて配信される予定。

“あのイラン戦”の裏話など日本代表時代の話や、選手育成の課題といった多岐にわたる内容なので、2人の対談もぜひお楽しみに。

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