3年ぶりにJ1へ復帰するジュビロ磐田。

彼らのユニフォームサプライヤーが2022シーズンから、Admiral(アドミラル)へ変更されることになった。

Admiralといえば、20世紀のサッカーを知るファンにとっては懐かしいメーカーに違いない。

最近のサッカー界ではあまり見かけなくなってしまっていたが、今回、磐田のJ1復帰というタイミングで、Jリーグへ帰ってきた。

そんなAdmiralとは、どんなメーカーなのか。そして、なぜジュビロ磐田と契約を結んだのか。

13日に行われた記者発表において、『Admiral』ブランドを日本で展開する豊田通商の食料・生活産業本部CEO、米永裕史氏は以下のように語っている。

豊田通商株式会社 食料・生活産業本部 CEO 米永裕史氏

「アドミラルは1914年、イギリス海軍の制服サプライヤーとしてスタートいたしました。

ブランドロゴマークは英国海軍提督(Admiral)の袖章がモチーフになっています。1970年代以降にはヨーロッパのプロサッカーチームやサッカーイングランド代表チームのオフィシャルスポンサーとなるなど、サッカーを中心としたスポーツブランドとして発展してきました。

一方、日本でも1980年代はサッカーブランドとして認知されており、懐かしいと感じる方もいらっしゃると思いますが、近年ではゴルフ、テニス、トレーニングなどのウェア用品展開に注力し、お客様に喜んでもらえる製品づくりに取り組むとともに、プロスポーツ選手のサポートも行いながらブランド認知度の向上に努めてまいりました。

今年度よりスポーツブランドとしてのさらなる発展を目指し、サッカーカテゴリーをリブランディング。歴史や伝統のスタイルを取り入れつつ、最新の時代のニーズに合わせた機能性、デザイン性も追求したコレクションを展開しております。

このリブランディングの一環で、Jリーグチームへのサプライを検討しておりましたところ、ご縁があって、ジュビロ磐田様のオフィシャルサプライヤーとしてご一緒させていただくことになりました」