15日にバルセロナは記者会見を開催。アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが出席し、自身の現役引退を発表した。
10月に発覚した心臓の不整脈により、それから長く治療の日々を送っていた彼。プレーに復帰することを願っていたものの、最終的には医者から引退を勧められることになったという。
カンプ・ノウのステージに上ったアグエロは、涙を流しながらサポーターにスパイクを脱ぐことを発表した。
— FC Barcelona (@FCBarcelona) December 15, 2021
『ESPN』によれば、彼は以下のように話していたという。
セルヒオ・アグエロ
「この会見は、僕がプロサッカー選手を辞めることを決めたと発表するためのもの。とても困難な瞬間だった。
しかし、1ヶ月半前に抱えていた問題によって、自分の健康のためにこの決断を下すことになった。
プレーを続けたかったし、そのために可能な限りのことをした。そしてメディカルスタッフは『サッカーを辞めることが最善だ』と話し、10日前に決断を下した。
希望を持てるようにできる限りのことをしたと伝えたい。しかし選択肢は多くはなかったんだ。
自分のキャリアを非常に誇りに思っている。僕は子供のころからプロ選手としてのキャリアを常に夢見ていた。そして5歳でボールに触れた。
18歳のときにチャンスを与えてくれたアトレティコ・マドリー、そしてマンチェスター・シティ、そして世界一のクラブであるバルセロナに感謝したい。
僕がシティのことをどのように感じているか、彼らが僕をどれだけうまく扱ってくれたか、それは誰もが知っていることだよ」