来年2022年にFIFAワールドカップを開催するカタール。

スタジアム建設に従事する移民労働者たちの過酷な労働環境など人権面が問題になってきた。

ドイツの公共放送『ZDF』によれば、W杯開催が決まった2010年から2019年までに、カタールの建設現場では、15,021人の移民労働者が死亡しているという。

そのうち、9,000人近くはアジア出身者。そして、7割が死因不明とされているとのこと。

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人権団体のアムネスティ・インターナショナルも、カタールでは移民労働者の死因を調査せずに死亡証明書を発行することが日常的かつ計画的に行われていると指摘しているそう。

死因は、急性心不全や急性呼吸不全などとされているものが多く、死の7割は意図的に説明されていないとも指摘しているという。

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