Jリーグ最終節の横浜F・マリノス対川崎フロンターレの試合は、1-1の引き分けで終了した。

得点王を争っているレアンドロ・ダミアンと前田大然が直接対決という面白い試合。67分、そして74分に両者が1ゴールずつ決めるという結果となり、互いに譲らないままタイトルを分け合うことになった。

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記者会見に出席した谷口彰悟は以下のように話し、前田大然とのバトルについて以下のように話した。

谷口彰悟

「ダミアンは、チームが苦しいときに一発で流れを変えてくれる、今日のようなゴールをたくさん決めてくれました。今日の試合についても、彼にゴールをとってほしい気持ちは多分みんなが持っていました。

ただ、やはりチームの勝利というのも同時に求めていかなければいけない部分だったので、それは外さずに臨んだつもりです。

流れの中でダミアンが点を獲ってくれてとても嬉しかったです。守備としては前田選手にゴールをとらせたくはなかったんですが、彼も常に狙っていましたし、そういう隙をやはり逃さなかった。こちらがそれを与えてしまったというところは反省点です。

ただ、チームとして勝つことを目指しながら、ダミアンにゴールを獲らせたい。それを目指しながら頑張った試合でしたので、まずはダミアンにおめでとうと伝えたいですね。

失点の場面は、リスタートを素早く始められてしまいました。もう少し壁が何枚というところも素早く判断できたらと感じます。

クロス絡みでちょっとこぼれたところで、最終的に前田選手によって僕の股を抜かれるようになってしまいました。やはり彼は常にペナルティエリアで足を止めないですし、あのようなこぼれ球にもいち早く反応してくる。

そのことも、彼の得点パターンも、事前のスカウティングでも十分理解していたつもりだったんですが、やはり一瞬の速さはさすがですね。自分も寄せていたつもりだったんですが、最後まで足を合わせきれなかった。それは駆け引きというか、バトルだったと思いますね。

できればダミアンに単独の得点王を獲らせてあげたかったし、その点はすごく申し訳ないなと思います。ただ、これもすべて今後の糧にしていかなければいけないですね」

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