レアル・マドリーで苦闘しているエデン・アザール。
カルロ・アンチェロッティ監督も彼よりもヴィニシウス・ジュニオールを優先すると明言している。
そうしたなか、ベルギー代表の会見に登場した弟トルガン・アザールには兄についての質問が集中。『Marca』によれば、こんなやりとりをしていたそう。
トルガン・アザール
「(代表に)エデンが招集されるのは、彼がエデンだから、単純にね。
彼はワールドクラスだし、我がキャプテンでもある。
彼がクラブでベンチになるのは、キャリアで初なのは事実さ。
今は難しい状況だけど、彼はもっとプレーするチャンスを得るべき。
彼はこの状況を打開するためにあらゆることをしなければいけない。彼がそれに成功することを願っているよ」
「(彼は冬の移籍市場で移籍すべきではない?)
それを決めるのは、自分ではなく、監督や会長さ。
今はヴィニイウスが彼のポジションでプレーしているし、絶好調だ。それに、レアル・マドリーは試合に勝っている。
僕はキャリアで何度もベンチに座ってきた。僕ができる彼への唯一のアドバイスは、この状況を変えるためにハードワークをするべきということだけさ。
彼が自分を証明する時間が少ないので難しい。でも、5分で試合に勝てることもある」
「(エデンは自分のなかに“火”がある?)
土曜の試合で見てみよう。そうやって彼を少しずつプッシュしていく。
もしプレーするなら、それは監督が決めること。トレーニングでのエデンはいつも通りさ。
繰り返しになるけれど、自分が彼を助けられるならそうする。あのような状況から抜け出すのは簡単ではないからね」
「(『Transfermarkt』による市場価値で、初めてあなたがエデンを上回りました)
それをどうやって算出しているのか知らない。
でも、トルガンを2700万ユーロ(35億円)、エデンを2500万ユーロ(32億円)で獲得できるなら、僕なら必ずエデンを選ぶだろうね」
現時点のアザール兄弟の市場価値は、兄エデンが2500万ユーロ、弟トルガンが2700万ユーロ。
トルガンは算出方法が分からないとしつつ、自分なら兄を獲得すると話していたようだ。