内田もそれに同意しつつ、こんな話をしていた。
内田篤人
「この選手(ベン・ホワイト)の能力が高いってことです、要するに。
何にも考えずにパーンとやって(SBにパスを出して)、はまちゃって獲られちゃいました。
それはSBの責任かっていったら、俺はそうじゃないと思う。CBの責任もあると思う。
一緒にやっていて思ったのは、中澤佑二さん。メチャメチャうまかった、そこの判断が。
『やべ…いまパスこられたら、はまる』って思った時には、(中澤さんが)絶対にターンして、他のとこに持っていってくれてた(他にパスを出す)。
『くれっ!』って時には速いボールをすぱんと簡単にあててくれて、(前に)ゴリゴリって行けてた時もある。
能力あるCBはひとつ先、ふたつ先のイメージを持って、SBを使う。
ここ(CB)がバカだったら、全然話が進まないですから。(前に)ドンドンあてても、結局自分に戻って来るだけ。
(味方から返ってくるのは)バックパスなので相手にがぁーと寄ってこられて、結局GKにバックパスするみたいな」
ベン・ホワイトは一手先、二手先まで読める選手であり、元日本代表DF中澤佑二さんも同じようにSBの使い方が絶品だったそう。
【動画】並のCBじゃねぇ!ベン・ホワイト、驚きの超アシストシーン
中継画面に映らない部分もあるが、そういった見方で試合を見るのもおもしろそうだ。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ