11日、日本代表は2022年ワールドカップのアジア最終予選でベトナム代表と対戦し、伊東純也のゴールにより敵地で0-1と勝利した。
この試合で森保一監督は交代枠の上限となる5選手を交代したが、63分にはDF長友佑都とFW南野拓実を下げて、DF中山雄太とFW浅野拓磨を投入している。
一般的にいえばDFを途中交代するのは定石ではない。その意図について、森保監督は試合後の会見でこのように話した。
森保一監督
「チームとしてさらに勢いよく、前に向かって推進力を持てるように交代枠を使いました。
(長友)佑都ももちろん前線にパスを出せる選手ですが、中山雄太は左利きで前線への配給に優れており、勝ってる状況のなかで浅野のスピードを生かして背後にボールを送ることができるだろうと。
(中山は)守備を安定させられますし、タイミングよくオーバーラップをして攻撃参加するなど、少しずつ幅を広げてくれていますね。
佑都はまだまだ90分走り切れると思っています。今日も他の交代枠がいいのではないかとも考えました。
ただこれまでも中山は途中から出場して、難しい時間帯のなかでも良いプレーをしています。今日も(1点を追う)ベトナムが前に出てくるなかで(中山の起用が)我々にとって良いだろうと思いました。」
日本代表は、現地時間16日(日本時間17日1時)にオマーン代表と敵地で対戦する。