先日から話題になっていたサンテティエンヌの買収話。現在は買い手候補となったカンボジア王子に問題が発覚しているようだ。

『L'Equipe』によれば、サンテティエンヌは株式売却に向けた話し合いを行っていたカンボジア王子のノロドム・ラヴィチャク氏を訴えたことを明らかにしたという。

クラブの買収を希望する候補者は11月8日までに申し出を行う必要があったものの、その中でノロドム・ラヴィチャク氏が提出した書類に問題があったようだ。

大手銀行から1億ユーロ(およそ130.6億円)の金融保証がされていることを示す文章があったものの、それは「虚偽のものであった」とのこと。

これによってサンテティエンヌ側はノロドム・ラヴィチャク氏の信頼性が欠如していると結論づけ、パリの検察官に苦情を申し立てたという。

サンテティエンヌのオーナーであるベルナール・カイアッゾとローラン・ロメイは現在クラブの株式を売却したいと考えており、12月までにそれを完了したいという希望を持っていた。

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その売却額は1200万~2000万ユーロ(およそ15.7~26.1億円)だと見積もられているが、ラヴィチャク氏の信頼性が低くなったことで新しいオーナー候補を探さなくてはならなくなったようだ。

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