清水エスパルスは4日、「ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督との契約を解除した」と公式発表した。

また、同時にイバン・パランコ氏(ヘッドコーチ)、トニ・ヒル・プエルト氏(フィジカルコーチ)、小寺真人氏(アナリスト兼通訳)との契約も解除されたとのこと。

清水エスパルスは開幕前にロティーナ監督と契約、多くの補強を行い大きな期待を受けて今シーズンをスタートした。

しかしながらなかなか成績は伸びず、ここまで34試合を戦って7勝11分け16敗の16位。降格圏まで僅か2ポイントという状況となっていた。

先週末はFC東京を相手に4失点で敗北しており、残り4試合で厳しい残留争いに直面することになった。

ミゲル・アンヘル・ロティーナ

「清水エスパルスに関わるすべての皆様へ、お別れの挨拶をさせていただきます。

まずは皆様に感謝を申し上げます。クラブフロントの方々、このプロジェクトの一員となる機会を与えていただき、ありがとうございます。

そして、ここまでの間、支えてくれたクラブで働くすべての人たち。コーチングスタッフ。そして選手たち。彼らが毎日見せてくれたプロ意識に、とても感謝しています。

なかなか今シーズン上手くいかない中でも、誰一人ハードワークをやめることはありませんでした。

サポーターの方々からは、いつも温かい応援をしていただきました。これからも、これまで通りの最高の力を、引き続きチームに送って下さい。皆さんの存在はとても重要です。

今シーズン、大事な選手たちの怪我が重なるという、難しいシーズンでしたが、我々はどんな時も、大きな期待と情熱を持って仕事をしてきました。その中で、たくさんの人たちに支えられました。今まで本当にありがとうございました」

なお、後任としてはコーチを務めていた平岡宏章氏が昇格するとのこと。次の試合は11月6日の北海道コンサドーレ札幌戦となる。

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