ダニ・アウヴェス

ペップ初年度のシティが抱えていた主な問題は守備だった。要求度の高い新システムに適応できる選手たちが揃っていなかったのだ。

それは、1年目のシーズン後に爆買いを敢行したことで明らかになった。特にSBを強化するために。

右サイドバックの第1希望は、当時ユヴェントスに所属していたダニ・アウヴェスだった。2人はバルサ時代にともに働いた経験がある間柄。アウヴェスも“再会”の噂を否定しなかった。

だが、予想されていたイングランド移籍は実現せず。その裏には家族の求めがあったと伝えられている。そして、アウヴェスはパリに移籍し、ペップはカイル・ウォーカー獲得に至った。