レアル・マドリーで新たなエースになりつつあるヴィニシウス・ジュニオール。
カルロ・アンチェロッティ監督はエデン・アザールよりも彼を優先的に起用している。
だが、南米予選を戦うブラジル代表メンバーからは除外された。『UOL』によれば、チッチ監督はその理由をこう説明したという。
チッチ(ブラジル代表監督)
「(ヴィニシウスは)素晴らしい選手、飛躍を遂げるポテンシャルがあり、クラブでは最高の時にある。
彼は攻撃的なアタッカーたちと競い合っている。中に入ってくるウィンターたちだ。
(招集において)我々にとって非常に難しい状況を作り出した3人の選手がいる。
今回の招集ではアントニとラフィーニャのパフォーマンスとチャンスが重要なものだった。
このチームはひとりのアタッカーがスペースを攻撃して、もうひとりは2人の中盤と連携することで最高の試合を展開してきた」
ウィンガーのポジションは、ヴィニシウス、アントニ(アヤックス)、ラフィーニャ(リーズ)の3人が争っている状況だそう。そのうえで、パフォーマンスと戦術面を考慮した結果、ヴィニシウスを外すことになったという。
2人ともヴィニシウスとは違い左利きで右サイドを主戦場とするタイプだが。
【動画】ヴィニシウス以上!?逸材アントニのキレキレアタックシーン
ブラジル代表は今回のインターナショナルマッチウィークでコロンビア、アルゼンチンとのワールドカップ予選を戦う。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ