23日に行われたJ1リーグ第33節ガンバ大阪対サガン鳥栖の試合は、1-0という結果で終了した。

このところなかなか勝ち星に恵まれていないチーム同士の対戦で、お互いに悪い流れを断ち切りたい試合だった。

そのなかで先手を取ることに成功したのはホームで戦うガンバ大阪。前半10分、サガン鳥栖のコーナーキックからの「電撃カウンター」だった。

東口順昭がスローイングを送ると、山本悠樹が自らドリブルで敵陣まで持ち込み、タイミングを見計らってロングパス。

左サイドよりの位置からスペースへと飛び出した宇佐美貴史がシュートに持ち込み、ゴール右隅に叩き込んだ。

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その後スコアは動かず、試合は1-0のまま終了。ガンバ大阪はキム・ヨングォンや高尾瑠を怪我で失いながらも最後まで耐え抜き、リードを守りきった。

試合後、このゴールについて宇佐美貴史は以下のように話した。

宇佐美貴史

「ボールを奪ったあとの背後への動き出しについては、先週の浦和戦のあともチームで話していた。相手の切り替えも遅かった。

ゴールの場面はシュートしか狙っていなかった。ファーストタッチが上手く左足に行った。パトリックの動きに釣られてマークの選手が中に寄ってくれた。

パトリックが前に出る姿勢でスペースを作ってくれて、悠樹もいいパスをくれた。チームとしていいゴールだった」

また、今後の戦いについては「割り切ってやるしかない。弱者のサッカーをして少しでもポイントを獲得していく。そこに共通理解を持ってやらないと」と話していた。

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