この夏にレアル・マドリーへの移籍が噂され続けたキリアン・エムバペ。
PSGとの契約が残り1年となっていたために移籍が確実視されていたが、結局実現することはなかった。
そうしたなか、本人が『RMC Sport』のインタビューで「7月末に退団したいとPSGに伝えていた」と告白した。
キリアン・エムバペ
「自分が退団することを求めたのは、契約延長をしないと決めた時から、クラブにはクオリティのある代役を獲得するための移籍金を得てほしかったからだ。
このクラブは僕に多くのものを与えてくれた。ここでの4年は常にハッピーだったし、今でもそうだ。
クラブが方針転換できるように早めに伝えた。みんなで成長し、手を取り合い、いい取引をしてほしかったし、それを尊重していた。
『もし僕を退団させたくないのなら、自分は残る』とも伝えた。
僕が延長オファーを6~7回も断ったとか、僕はレオナルドとはもう話したくないとか言われているけれど、それは絶対に違う」
クラブが代役を獲得できるように、あえて早めに退団の意思を伝えていたというエムバペ。
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退団したかったと告白したのは衝撃的だが、現地ジャーナリストのアブドゥラ・ブルマ氏によれば、エムバペとRMCとのインタビューはPSGに相談することなく行われたものだとか。