先日、81歳でこの世を去ったイングランドの伝説的FWジミー・グリーヴズ。
1940年に生まれた彼はチェルシーのアカデミーで育成され、ACミランを経て1961年からトッテナム・ホットスパーでプレー。1970年まで長く中心選手となった。
トッテナムでは4度の得点王に輝き、2回のFAカップ優勝に貢献。イングランド代表でも57試合で44ゴールを決め、1966年のワールドカップ優勝メンバーにもなった。
【動画】イングランドサッカーの歴史を語る上で欠かせないFW、ジミー・グリーヴズ
379試合266ゴールは今もトッテナムの最多記録であり、ファンは現在「スタジアムにグリーヴズの銅像を建てるべきだ」と主張しているという。
ただ、トッテナムは新スタジアムに元選手の銅像を作ることはないという立場であり、存命の大使によって歴史を語り継ぐほうに力を注ぐ方針であるとのこと。
かつて伝説的な監督ビル・ニコルソンの胸像は作成したトッテナムであるが、ジミー・グリーヴズについてはその予定がない…ファンはその方針には反発しているようだ。