今季からアンジ・ポステコグルー監督が率いているセルティック。ゴールを量産していた古橋亨梧の離脱もあり、ここ5試合で4敗と不調にある。
そうしたなか、『BBC』は「この23年間で最悪のスタートになったセルティックに何が起きているのか」という記事を報じた。
宿敵レンジャーズに勝点差25をつけられる屈辱のシーズンとなった昨季のセルティックはリーグ戦で5敗したが、今季はすでに3敗している。
今季は自由自在のアタッキングフットボールを見せることもあるが、1-0で敗れたリヴィングストン戦ではその攻撃力は失われていた。
また、リーグ戦では7カ月もアウェイで勝ちがなく、今季もアウェイ戦は7戦6敗と絶不調。「新時代となったセルティック・パーク」で古橋は7ゴールを決めていたが、負傷で1カ月ほどの離脱となった。
ギャリー・ホルト(前リビングストン監督)
「リビングトンが勝つのは最近19試合で2つ目のことだ。
セルティックは何もしなかった。失望したね。彼らはパーフェクトなゴールを狙っていた。
亨梧は試合を引っ張るし、チャンネルに入っていく。(セルティックFWアルビアン・)アイェティはそれをしない。
リビングストンのCB2人は決して楽な試合はさせないよ。
チームの中心を欠いた場合、他の選手たちが『ビハインドだ。ゴールできそうにない』と思ってしまうこともある」
パーキー・ボナー(元セルティックGK)
「最終的な結果(ゴール)がないなら、ポゼッションしても何の意味もない。
シーズン序盤はとてもよかった、選手たちはゴールを奪えていた。今日はやや後退してしまった。
(離脱している)選手たちを取り戻す必要がある。亨梧は重要な存在だ。
だが、ひとりの選手を頼りにすることはできない。残りの選手もステップアップしなければいけない」
セルティック一筋でプレーした61歳のボナー氏はクラブ史上6位となる通算646試合に出場したレジェンドだ。
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なお、セルティックは古橋以外にもカラム・マクグレガーとジェイムズ・フォレストを怪我で欠場。10月からは絶え間なく試合が続く日程になるだけに、古橋の復帰が待たれる。