先日、日本サッカー協会は今年ホストする予定であったクラブワールドカップの開催権を返上することを決めた。

新型コロナウイルスの影響による渡航などの制限に加え、観客を入れられないことで収入が見込めないという点が問題になったという。

その開催地についてはFIFAが改めて選定すると発表されていたが、今回それを希望する国が現れたようだ。

『AP』によれば、その希望を伝えたのは南アフリカ。

南アフリカサッカー協会会長を務めているダニー・ジョーダーン氏は、メディアに対して「クラブワールドカップ開催の希望をFIFAに伝える」と公式に明かしたとのことだ。

ジョーダーン氏は今週ナイジェリアのラゴスでFIFAの事務局長でもあるファトマ・サムラ氏に会うとのことで、そこで立候補の手続きをスタートさせるよう。

また、記事によれば彼は「南アフリカの政府からもすでに支援を受けている」と繰り返したとのことだ。

現在アフリカサッカー連盟(CAF)の会長を務めているのも南アフリカ人のパトリス・モツェペ氏で、しかも彼はマメロディ・サンダウンズのオーナーでもある。

しかもマメロディ・サンダウンズはリーグを昨季優勝しているため、もし南アフリカが開催権を獲得すればクラブワールドカップに出場できる。

また、2010年にワールドカップを開催したためスタジアムも整備されており、新型コロナウイルスの感染者もこのところ1日4000人ほどに抑えられているため、サポーターの入場も可能だと伝えられている。

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なお、すでに出場が決まっているのはアル・アハリ(アフリカ)、オークランド・シティ(オセアニア)、チェルシー(ヨーロッパ)の3チームのみだ。

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