先日行われたポーランド対イングランドのワールドカップ予選、そのハーフタイム前に発生した事件が「人種差別の疑い」で調査されているようだ。
前半が終了した直後に両チームがもみ合いとなり、ハリー・マグワイアとカミル・グリクの両名にイエローカードが提示された。
このもみ合いの中、ポーランド代表DFカミル・グリクが、カイル・ウォーカーの首や顎をつまんでいる場面が撮影されている。
『The SUN』によれば、イングランドサッカー協会はこの中でカミル・グリクから人種差別的な発言があったとしてFIFAに申し立てを行っているという。
なお、ポーランドサッカー協会とグリク本人はその申し立ての内容を否定している。
カミル・グリク
「多少の混乱があった。あとでウォーカーの手を握りたかったが、彼がそれを受け入れなかった。口頭での争いはあったが、それ以上はなにも起こっていないよ」
【写真】いるだけでチームが絶対に強くなる5人の偉大なリーダー
なお今後FIFAはすべての関係者にヒアリングを行い、何らかの行動を取るかどうかを決定するとのこと。