元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングが、元妻に対する家庭内暴力事件によって有罪判決を受けた。

長くバイエルン・ミュンヘンでプレーし、今夏フリーエージェントでリヨンへと移籍したボアテング。

彼は2018年に発生したという家庭内暴力事件によって元妻に訴えられており、2019年から事件の捜査が進められていた。

本来は昨年12月に裁判が行われる予定であったが、証人が新型コロナウイルスに感染して出廷できなかったために延期された。

そして、今回ミュンヘンの裁判所でその公聴会が改めて行われ、ボアテングに対する判決が言い渡された。

事前の報道では「最大5年の懲役刑になる恐れ」と伝えられていたが、最終的にはボアテングに180万ユーロ(およそ2億3000万円)の慰謝料支払いを命ぜられたという。

事件の内容については、ボアテングがパリ・サンジェルマンに移籍するための交渉を行っていた際、元妻がパリにつれていくよう要求したことを発端に争いとなった…というものだとのこと。

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ただボアテングはこの裁判において自身の暴力を一貫して否定していたという。

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