今夏のマーケットでバイエルン・ミュンヘンからリヨンへと移籍した元ドイツ代表DFジェローム・ボアテング。
彼2018年に発生したという家庭内暴力事件によって元妻シェリン・ゼンラーに訴えを起こされており、2019年からその調査が行われている。
元妻側は口論の中で危害を加えられたと主張しているほか、双子の子供(ソリーとラミア)の親権についても争う姿勢を示しているという。
もともと裁判は昨年12月に行われる予定であったものの、証人が新型コロナウイルスに感染したために延期されていた。
『L'Equipe』によれば、その裁判がついに9日ミュンヘンの裁判所で行われ、ジェローム・ボアテングもそれに直接出席したという。もし有罪になった場合は最大で5年の懲役刑となる可能性もあるとのこと。
なお、ボアテングに関しては他にも家庭内暴力事件を起こした可能性が伝えられている。2019年に交際していた女性カーシャ・レンハルトにも暴行を加えていたとされ、これについても捜査と裁判が行われていた。
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ただ、カーシャ・レンハルトが今年2月に自宅で自殺したため、その後の状況は不明となっている。