今夏のマーケット最終日にレンヌからレアル・マドリーへと移籍することになったフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガ。
コンゴの戦乱を逃れてアンゴラの難民キャンプで少年時代を過ごし、フランスに移住してからも家を火事で失った経験を持つ18歳が、ついに世界最高の舞台へとたどり着いた。
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【動画】カマヴィンガ、レアル・マドリーでの初日とリフティング
レアル・マドリーでの加入会見に出席したカマヴィンガは以下のように話したという。
エドゥアルド・カマヴィンガ
「ここに来られてとても嬉しいよ。レアル・マドリーの会長と自分の家族みんなに感謝したい。
数年前に『僕はレアル・マドリーに行く』と言ったら、誰も信じてくれないだろうね。
正直に言えば、もうすでにプレーする準備はできている。最終的には監督が決める必要があるけどね。
僕は若い選手だ。適応するのに時間が必要かもしれないし、そうではないかもしれない。とにかく準備はできていると感じているよ。
レアル・マドリーに加入するという決断の要素は、自分が子供の頃から持っていた夢を実現できるという喜びだ。
このクラブの選手になれることを知った瞬間、とても幸せな気分になった。自分の家族について、そして我々が抱えてきた全ての試練について考えていた。
そして今、皆とともにそれを分かち合えたことは大きな誇りだ。
我々家族はコンゴから戦争を逃れて脱出しなければならなかったし、11歳のときには家を火災で失った。
しかしそれは僕が強くなることを助けてくれたし、なによりも家族は大きなサポートをしてくれた。
そして、僕は常に彼らのためにプレーしている。全ての試練が僕を強くしたんだ。
レアル・マドリーでプレゼンテーションに出席できることは、まるで初めてフランス代表に呼ばれたときのよう。人生で最高の日だ」