移籍期限最終日にボローニャからアーセナルへの移籍が決まった日本代表DF冨安健洋。

『football.london』では、「アーセナルは自分たち専用のセルヒオ・ブスケツを獲得したのかもしれない」と彼を特集している。

冨安はボローニャを定期的に見ていなかったアーセナルファンには知られていないだろうとしつつ、世代最強MFであるブスケツと比較されているとしている。

これは『The Athletic』が伝えた話に基づくもの。11歳でバルセロナのトレーニングキャンプに参加した冨安はブスケツと比較されるようになったとのこと(冨安は当初ボランチでもプレーしていた)。

ただ、シント=トロイデンで彼を指導した元アシスタントコーチのイサム・チャライ氏は、今の冨安はブスケツよりもリリアン・テュラムに似ていると感じているとか。

テュラムはフランス代表史上最多となる142試合に出場した名ディフェンダー。右サイドバックとセンターバックでハイレベルかつエレガントなプレーを見せ、全盛期は世界最高峰の守備者に君臨したレジェンドだ。

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なお、アーセナルは冨安を右サイドバックとして起用する方針。

ミケル・アルテタ監督は「我々にはCBや3バックでもプレーできる非常にバーサタイルなサイドバックが必要だった。トミにはその能力がある。彼は22歳だが、セリエAや代表レベルでの豊富な経験があるし、我々が求めていたクオリティがある」と評価している。

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