PSGからレアル・マドリーへの移籍が噂されているフランス代表FWキリアン・エムバペ。
今夏のEUROでは無得点とPK失敗によって、批判の対象になってしまった。
彼と母親はEURO後にフランスサッカー連盟のノエル・ルグラエ会長に会談を求めていたとか。ルグラエ会長は『Ouest France』でこう述べていたそう。
ノエル・ルグラエ(フランスサッカー連盟会長)
「彼の母親がEURO後に対面を求めた。
私はキリアンとだけ会うことに同意した…家族と対面したことは一度もないからね。
彼は自分のPK、パフォーマンス、批判に動揺していた。私は彼を励ました。
素晴らしい選手だし、並外れたフランスの才能は1本のPK失敗だけで判断することはできない。
SNSは優しくなかったので、彼はひどく動揺していた。
キリアンは我々のサポートを感じる必要があった。我々が彼を守っていると知る必要もあった。
彼は愛を必要とする子だが、多くの理由でひどく責められているようだった。PKのミス、肌の色…。
私がプレスリリースを出さなかったのは事実だが、彼は私が公に擁護するのを望んでいただろう」
「彼にはPSGに残って欲しいね。
フランス人として、PSGが素晴らしい才能を持つフランス人ストライカーを維持して欲しい。彼の周りにいる選手たちのことを考えればね」
SNSでの批判にショックを受けたエムバペは連盟が守ってくれるかを確かめようとしていたとか。
先日にはPSGの一部サポーターからブーイングを受けることもあったエムバペ。残り数日となった移籍市場で動きがあるのが注目される。