トッテナムからマンチェスター・シティへの移籍が噂されているハリー・ケイン。
チーム練習に姿を見せなかったことで、トッテナムから巨額の罰金を科される可能性がある。
ただ、『Daily Mail』によれば、ケインは週末から週明け頃に戻ってくる可能性があるという。カリブ海で休暇を過ごしたため、10日間の強制的な隔離が必要になるが、それが終わればチームに戻る見込みだそう。
大きな騒動になりつつあるケインの移籍問題について、あのギャリー・ネヴィルが言及した。『Sky Sports』でこう述べたのだ。
ギャリー・ネヴィル
「出てきて、自分の仕事をしなければいけない。
ただ、私はハリーとともに働いたことがあるが、彼は自分が見てきたなかで最高にプロフェッショナルな選手だ。
彼は全てを正しくやっているので、かなりイラついているに違いない。何かひどいことになったので、彼はそうした。
練習に来なければいけない。だが、そうしなかったのは背後に大きな理由があるからに違いない。
全ては合意されたものによるが、ハリーはその合意をトッテナムが反故にしたと感じているのだろう。
それでも個人的には言い訳にならないと思う。それでも練習には来るべきだ。
チームメイトをリスペクトする。やってきて、ロッカールームで一緒に座らなければいけないが、衝突が起きたのは間違いない。
裏で何か重大な問題がない限り、彼はこんなことはしない。大きな警鐘だ。
イングランド代表キャプテンが自分のクラブにやってこない。これ以上に大きなことはない」
練習には来るべきとしつつ、最高のプロであるケインだけによっぽどのことがあったのだろうとある意味で擁護していたようだ。
ケインはダニエル・レヴィ会長との紳士協定によって移籍を容認してもらえると考えていたというが、クラブ側に公式な移籍要求を提出することも検討しているとか。
一方、レヴィ会長はプレミアリーグのライバルたちを強化するのを嫌がっており、売るとしても国外クラブに限定する方針だという話も伝えられている。