31日、東京五輪・男子サッカーの準々決勝が行われ、日本はニュージーランドをPK戦の末に下し、2大会ぶりのベスト4進出を決めた。

中2日の4戦目となったニュージーランド戦。日本は累積警告で出場停止の酒井宏樹に代わり、橋岡大輝が右サイドバックで先発出場を果たした。

試合はグループステージとは違い、前線からプレッシャーでハメ込んできたニュージーランドに苦戦。前半、コーナーキックの流れから遠藤航が決定機を決められなかったことで、スコアレスのままジリジリとした展開が続くことになる。

後半はニュージーランドがボールを持つ時間が増え、より拮抗した状態に。その中で、途中出場の上田綺世が決定機を迎えるが、今度は相手GKにストップされてしまう。

0-0のまま延長戦に進み、日本は三笘薫を投入。なかなか効果的なビルドアップをできないなか、個での打開を狙う。しかし状況は変わらず、結局ゴールが生まれないままPK戦へと突入した。

ここで輝いたのが、GK谷晃生。120分間ゴールを許さなかった20歳の守護神は、ニュージーランドの2人目を止めると、その迫力に気圧されたのか3人目のシュートも枠外に。

これに対して日本は、上田、板倉滉、中山雄太が立て続けに成功。最後はキャプテンの吉田麻也がゴールに蹴り込み、準決勝への切符を掴むことに成功した。

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目標である金メダルまで、あと2つとなった森保一監督率いるU-24日本代表。準決勝は再び中2日で迎える8月3日、大会前にテストマッチを行ったスペインと対戦する。

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