昨季のイタリア・セリエAを優勝したインテル。しかし新型コロナウイルスの影響を受け、経営的にはかなり厳しいものになっている。

また昨季限りでメインスポンサーであったピレリが去り、新たに「Socios.com」と契約するなど、広告戦略の点でも変化があった。

『Gazzetta dello Sport』によれば、インテルのCEOを務めるアレッサンドロ・アントネッロ氏は以下のように話し、今後選手に給与カットを求める方針であると明かしたようだ。

アレッサンドロ・アントネッロ

「我々はシャツの背中側にあるスペースをLenovoに売却した。そしてシャツ全体で3000万ユーロ(およそ39億円)の収益になるよう袖スポンサーを探している。

新しいユニフォームに対してはファンの意見が分かれている。それはわかっているが、蛇の模様を思い起こさせるのはいいことだ。

インテルは帳簿のバランスを整えるためにアシュラフ・ハキミを7100万ユーロ(およそ92.3億円)で売らなければならなかった。

そして、償却と人件費で3億2500万ユーロ(およそ422.6億円)を節約しなければならず、7000万ユーロ(およそ91億円)から8000万ユーロ(およそ104億円)は稼がなければならない。

移籍期間が終了したあと、ユヴェントスのモデルに従って選手に賃金のカットを要請することになるだろう」

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優勝したにもかかわらず、アントニオ・コンテ監督は退任、アシュラフ・ハキミは退団…となかなか厳しい状況にあるインテル。このあとどうなっていくのだろうか。

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