昨年1月にトッテナムからインテルに加入したデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン。1年ほどはなかなか出場機会を得られなかったが、今季の後半戦ではレギュラーに定着しスクデット獲得に貢献した。
しかし、今夏は優勝に導いた指揮官アントニオ・コンテ氏が突如退任することが発表に。経済的な状況が影響したものだと言われており、エリクセンを復活させた指揮官は契約を1年残してチームを離れることになった。
現在のところシモーネ・インザーギやシニシャ・ミハイロヴィッチが有力だとされているものの、まだ具体的な話には進んでいない。
『TV2』のインタビューに応えたエリクセンは以下のように話し、コンテ監督の退任はとてもショックだったと明かした。
クリスティアン・エリクセン
「大きな驚きだった。このチームでセリエAを優勝できたときは非常に特別な瞬間だった。
僕もみんなが読んでいるようなもので見ただけだ。コンテ監督の退任は青天の霹靂だったよ。
そんなことが起こるとは全く思っていなかった。話し合いが行われることは知っていたけど、それは昨年もあったことだからね。
これは非常にショックだった。監督が退任したいという感覚を全く見せていなかったからね。
今は監督が不在なので何が起こるかわからない。自分にとっていいことなのか悪いことなのかもわからない。全く考えていなかったんだ。EURO2020に向かっていこうと思っていただけだったからね。
EURO2020が終わるまでに監督が来るかどうかを確認する必要がある。誰が監督になたのか考えるのはそれからの話だ。今はデンマークに集中するよ。
コンテ監督とはプロフェッショナルな関係を築いていたよ。関係は良かった。もちろんサッカーをプレーする上での様々なアイデアについては違いがあったが、個人的に嫌なことは何もなかった。それはすべて勝つためのものだった」
ようやくコンテ監督の戦術にフィットできたと思ったら、指揮官がいなくなってしまった…という悲しみを明かしたエリクセン。次の監督の下でもレギュラーを勝ち取れるだろうか。