先週末に行われたガーナ・プレミアリーグの試合で、非常に奇妙な場面が撮影されたようだ。
その試合はアシャンティ・ゴールド対インター・アライズ。結果は7-0というスコアで終わっているのだが、問題となっているのが終盤の場面。
途中出場したインター・アライズのDFハシュミン・ムサーが、なんと最後の12分でわざと2回のオウンゴールを叩き込んだのだ。
The craziest own goals ever in the history of football.
— Saddick Adams (@SaddickAdams) July 19, 2021
Ashgold 7 vs 0 Inter Allies. Ghana Premier League smh. pic.twitter.com/bM2LSc7fC9
【動画】ハシュミン・ムサーがなぜか自陣のゴールに2本のシュートを決める
『Daily Mail』によれば、この場面についてハシュミン・ムサーは『Kumasi FM』の取材で以下のように話したという。
ハシュミン・ムサー
「試合の後、八百長の試みを台無しにしてくれたと僕のテクニカルチームから称賛されたよ。
監督には言ったんだ。『プレーさせてくれれば試合結果の固定を台無しにする』と約束した。そして試合後チームは僕を祝福した。
我々のホテルで、この試合が5-1のスコアになるという結果に大きなお金が賭けられたと聞いた。僕は八百長を容認しないので、それを台無しにしてやろうと決めた」
この試合は5-1のスコアになるように仕組まれており、そのために八百長が行われていたという。そうなればおそらく両チームの選手が買収されていたということになるわけだが…。
ただアシャンティ・ゴールド側はその八百長に加担したという主張を否定し、それに法的措置も辞さないと発表している。
なお、ガーナのサッカー協会もこの問題をさらに調査すると述べており、警察と強力の上、証拠や関連情報を探っている状況にあるとのことだ。