7月21日に開幕を迎える東京オリンピックに向けて準備を進めているなでしこジャパン。
それを1週間後に控え、京都府亀岡市にあるサンガスタジアム by KYOCERAでオーストラリアを相手に親善試合を行った。
サポーターの入場も許されたこの試合、日本代表はほぼ本番仕様のようなメンバーでこの試合に臨んだ。そしてオーストラリアを相手に、前線から嵌めていくディフェンスをベースにして攻撃を仕掛けていく。
ただ1対1やクロスからの勝負などでは上回ることができず、ときに長いボールで迎える決定機もゴールに繋げられず。3バックの脇に出来るスペースをコンビネーションで使う形も機能したが、エリア内での強さを欠いた。
その一方でオーストラリアにプレスを抜かれて逆サイドに展開されるとピンチを迎え、間一髪で失点を逃れる場面も。一進一退の展開で前半を終えた。
ハーフタイムに6人の交代枠全てを使ってきたオーストラリアに対し、なでしこジャパンは一人も代えずに後半へと向かう。
そして先制点が生まれたのは52分。左サイドのスペースに抜け出した長谷川唯のクロスがアランナ・ケネディの手に当たってハンドの判定に。
これによって与えられたペナルティキックを岩渕真奈が左隅に決め、なでしこが1点のリードを奪った。
【東京五輪直前🇯🇵代表戦
#なでしこジャパン vsオーストラリア🇦🇺】
⚡️#TBS 系列放送中⚡️
🇯🇵1-0🇦🇺
《後半9分》
🇯🇵14 #長谷川唯 のクロスがハンドを誘いPK獲得
🇯🇵10 #岩渕真奈 が見事にPKを決め先制⚽️
🎥ハイライトをどーぞ🎥#サッカー #daihyo
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— TBS サッカー (@TBS_SOCCER) July 14, 2021
その後62分には遠藤純、籾木結花、田中美南、杉田妃和を同時投入して前線を入れ替え、なでしこジャパンも動きを見せる。68分には遠藤のシュートがクロスバーに当たる場面もあり、攻撃ではスピードを生かす形でチャンスを生み出す。
前線で落ち着きがなくなった部分もあったものの、徐々に後ろが重くなり始めたオーストラリアを相手に攻勢をかけ、1-0のまま試合を終わらせた。
なでしこジャパンはこのあと21日に東京五輪の開幕戦でカナダと対戦し、その後24日にイギリス、27日にチリと戦う予定となっている。