レアル・マドリーの会長を務めているフロレンティーノ・ペレス氏の音声がリークされ、その内容が大きな問題になっている。
その音声は『El Confidencial』によって公開されたもので、録音されたのは2006年であるとのこと。
フロレンティーノ・ペレス氏はその半年前にレアル・マドリーの会長を辞任しており、そのあとの会話内容であったという。
フロレンティーノ・ペレス
「彼はレアル・マドリーのゴールキーパーではない。彼は一度もそうではなかった。我々の巨大な失敗であった。
何が起こったかと言えば、ファンは彼を愛してしまい、崇拝してしまい、彼に話しかけている。なぜ彼をそんなに擁護するのかわからない。
まあ、カシージャスは偉大な詐欺師の一人だ。そして二人目はラウール・ゴンサレスだ。
レアル・マドリーの二大詐欺師は、まずラウール・ゴンサレス、そしてイケル・カシージャスだ。
ジネディーヌ・ジダンは素晴らしい男だ。そしてデイヴィッド・ベッカムとロナウドも。
しかしラウールは悪い人間だ。彼はマドリーを自分の物だと思っている。マドリーにある全てのものを利用し、自分の利益に誘導する。ラウールと、彼の代理人がだ。レアル・マドリーがうまく行かないのは彼らのせいだ。
いいか、私がレアル・マドリーを退任したのは他の理由もあるが、ラウールが原因だ。彼はネガティブな男で、マドリーを壊している」
なお、フロレンティーノ・ペレス会長はこの録音音声について「ジャーナリストのホセ・アントニオ・アベジャン氏が秘密裏に録音したもので、何年にも渡って販売しようと試みてきたもの」だと話しているそう。
また「幅広い文脈の中から切り取られたフレーズで、欧州スーパーリーグに参加した自分を非難するために公開された」とも説明している。