来月開幕する予定の東京オリンピック。男子サッカーで日本代表と同組となったフランスは25年ぶりに五輪の舞台に戻ってくる。
だが、『Le Parisien』によれば、U-24フランス代表は東京五輪を放棄する可能性があるとのこと。
シルヴァン・リポル監督は6月30日までに本大会メンバー18人とリザーブ4人の選手リストを提示する必要がある。
だが、PSGやバイエルンなど多くのクラブが所属選手の派遣を拒否しており、代表チームが組めない状態に陥っているという(リヨンなどの一部クラブは派遣を容認)。
守護神候補だったGKイラン・メリエについてもリーズが派遣を拒否したが、五輪はFIFAの公式トーナメントではないため、クラブ側に派遣義務はない。
また、5月19日の時点で提出した50人のプレリストからしか選べないことも障壁になっている。フランスサッカー連盟はプレリスト外からも招集できるように働きかけているものの、まだ返答はないという。
よって、最悪の場合には出場を放棄しなければならない可能性もあるようだ。
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なお、メキシコのティグレスに所属する35歳の元フランス代表FWアンドレ=ピエール・ジニャックのオーバーエイジ参戦だけは確約がとれているとのこと。