15日に行われたEURO2020のフランス対ドイツで、ロビン・ゴセンスの膝蹴りを食らう形で倒れてしまったバンジャマン・パヴァール。
顔から芝に落下するという状況で心配されたものの、パヴァールは数分間の治療の後でピッチに戻り、最後までプレーし続けた。
試合後、パヴァールは膝を顔に食らったあとで気を失っていたことを『BeIN Sports』に対して明かしている。
バンジャマン・パヴァール
「ひどい衝撃を受けたよ。10~15秒間はノックアウトされていた。その後は良くなったけどね。
ドイツから来たいいチームと戦ったことは事実だよ。ボールを持たれた。しかし我々は攻守に渡っていい試合をしたし、団結していた。
いい感じだよ。フィジカル的にもこれから更にパワフルになっていく。今後に向けても良い兆候さ」
このところサッカー界では脳震盪に対して慎重なアプローチが行われており、いくつかの国では追加交代のルールも導入されている。
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しかし今回のパヴァールの件では脳震盪の兆候が明らかにあったにもかかわらず、なんの対応も行われなかったことにメディアやファンからの批判が寄せられている。