今季限りでマンチェスター・シティとの契約が満了になったアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ。エースとして長く活躍していたがクラブから延長のオファーはなく、早い段階で退団が決定していた。
そして先日は幼い頃からの友人として知られるリオネル・メッシが所属するバルセロナに加入することが決定している。
退団のセレモニーの際には、シティの監督を務めているジョゼップ・グアルディオラ氏も涙を流して「代わりのいない選手だ」と話していた。
【動画】セルヒオ・アグエロの退団に涙を流しながら語るグアルディオラ監督
しかし、アグエロの父親であるレオネル・エル・カスティージョは『Radio La Red』に対して以下のように話し、グアルディオラはウソ泣きをしていると批判したという。
レオネル・エル・カスティージョ
「私の息子は、ギリギリまでマンチェスター・シティとの契約延長を待っていた。しかしそれは起こらなかった。
彼は知らなかった。未来に何が起こるのか。いくつかのクラブが興味を持って近づいてきていたよ。
アーセナルもそうだったし、チェルシーも最後にやってきた。もし彼がイングランドを離れるならばイタリアかスペインになるという状況だった。
そして彼はバルセロナと契約した。今は幸せだ。彼は幸せそうに見えるよ。15歳のころからメッシと友達だったし、いつも話していた。
メッシもバルセロナに残るようだ。一緒にプレーするはずだよ。
グアルディオラ監督は息子の退団に涙を流していたが、私は信じていない。
彼は息子に対して決して誠実ではなかった。私の意見では、彼は息子を望んでいなかったのだ。
グアルディオラはクラブの主人公になりたがっている。選手よりもね。あると金は選手を変え、中盤を変える。誰がメインの選手なのかがわからない。
息子が言ったように、物事は常にクラブと監督に依存する。どこにでも起こることだがね。
彼らは、クラブでの時間は終わったと言い、残された選択肢は退団することだけだと言ってくるものだ」