先日、長く指揮を執ってきたシモーネ・インザーギ監督が今シーズン限りで退任することが決まったラツィオ。
インザーギ氏はおそらくアントニオ・コンテ監督との契約を解除したインテルの後任になるのではないかと言われており、ラツィオは別の指揮官を探すことを余儀なくされている。
そして今回『Il Messaggero』が伝えたところによれば、ラツィオはマウリツィオ・サッリ氏を来季の監督として迎える準備ができているとのこと。
ラツィオがサッリ氏に提供しているのは年俸250万ユーロ(およそ3.3億円)、出来高ボーナス最大で400万ユーロという条件であるという。
一方でサッリ氏は年俸300万ユーロ(およそ4億円)を求めているものの、ギャップはわずか50万ユーロであることから比較的簡単に解決できると考えられている。
木曜日にはクラウディオ・ロティート会長がサッリ監督と会談する予定となっていることから、おそらくそこで契約が合意に至るとされている。
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ラツィオはこれまでヴィンチェンツォ・イタリアーノ(スペツィア)、シニシャ・ミハイロヴィッチ(ボローニャ)らとも接触してきたが、両者ともに残留が決定。
他にもアンドレ・ヴィラス=ボアスとも接触していると言われたが、「最優先の候補ではない」と知った監督側が交渉をキャンセルしたという。