北海道コンサドーレ札幌は19日、「本拠地札幌ドームの機械トラブルにより、ホヴァリングサッカーステージの移動が完了しなかった」と発表した。

札幌ドームは野球やサッカーなど様々なスポーツに対応できるマルチパーパススタジアムとして知られている。

サッカーのピッチについてはドームの外に出すことができる移動式となっており、試合時には会場の中に運ばれたあとで90度回転させるというシステムが導入されている。

【動画】札幌ドーム、野球とサッカーを併用できるシステムはかなり複雑な動作を必要とする

北海道コンサドーレ札幌は19日の19時からルヴァンカップの第6節で鹿島アントラーズと対戦する予定になっており、それに向けて準備を行っていた。

ところが機械のトラブルが起こったためにピッチを通常の位置に動かすことができず、本来の形とは90度回転した位置のままで試合を開催することにしたという。

北海道コンサドーレ札幌は「全席のチケットを払い戻し」を宣言しているが、すでに購入したサポーターはさらに試合を観戦することも可能だという。

また、スカパー!での中継についてはこのまま行われるとのことで、どのようなアングルでの放送になるのか注目されている。

いつもとは違った見え方になるということで、ある意味では非常に貴重な試合。サッカーファンにとってはむしろ注目のゲームになりそうだ。

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