昨年フルミネンセから北海道コンサドーレ札幌にローン移籍したルーカス・フェルナンデス。昨季はシーズン2ゴールに終わったが、最終節の川崎戦では見事なボレーで一矢を報いた(動画1:20~)。
ゴール前にフリーで詰め、見事に落としを合わせてみせた。
そして今年は完全移籍に切り替わり、本格的にJリーグのキャリアをスタートさせることに。『Globo』はそのルーカスのインタビューを掲載しており、日本については以下のように語られている。
ルーカス・フェルナンデス
「ここでのパンデミックは他と同じように大変だった。しかし今は徐々に普通の状況へと戻っているよ。もちろん、どこも細心の注意を払いながらだと信じているけどね。
日本での生活はすでにとても静かだ。人々のすべてがコントロールされている。日本語の情報は読めないが、通訳からは『すべてが改善されている』と聞いているよ。7月4日には試合に戻れるし、トレーニングも普通にやっている」
「100%安全だと思うか?日本での生活はすでに正常に戻っていて、誰もが普通に過ごしている。ここは安全だと思う。
日本人はとても慎重だからね。もし彼らが普通に戻すことを決心したのなら、それはすべてが上手くいったからだと思うよ」
「日本の言語は複雑だから、学ぶには全力での献身が必要だね。日々新しいものを学び、常に知識を求めようとしているよ。
妻と一緒に面白い状況を経験したよ。東京を歩いていて、シャツを買おうとしたときだ。
店員にシャツを頼むと、『これは女性用ですが…』と言われたんだ。ただ僕は日本語が分からなくて、『大丈夫大丈夫、着てみよう』と答えた。
試着してみたら、腰のところがピッチピチでね。妻は笑いが止まらなかったよ。まあ、それ以外大きな問題はなかったかな(笑)」
「クラブの目標は、ACLに出場できるトップ3に入ることだ。カップ戦も、天皇杯もある。去年はタイトル直前で負けてしまったから、今季こそ勝ちに行くよ」
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昨年はトロフィーまでわずかというところまで迫ったものの、最後の最後で川崎フロンターレに屈した札幌。その経験もあって、優勝への意欲はさらに高まっているようだ。