今季のイタリア・セリエAを制覇したインテル。ユヴェントスの10連覇を阻止することに成功し、久々のスクデット獲得に沸いた。
しかしその一方、新型コロナウイルスの影響を受けたクラブはかなり厳しい経営状況となっていることが伝えられている。
先日報告されたように、インテルのオーナーを務めている中国人実業家スティーヴン・チャンは、先日選手やスタッフ全員に「2ヶ月分の給与返上」を要請した。
もちろんオーナー側は合意を望んでいたものの、『La Republica』の報告によれば、選手やスタッフのなかでそれを受け入れたのは一人もいなかったという。
また、代替案としてオーナー側が提案した「2022-23シーズンの貸借対照表に反映されるよう、給与を2ヶ月遅らせる」というものもまた受け入れられなかったとか。
もしこの要請が合意に至らなかった場合、インテルは給与が高い選手から放出リストに加えなければならないとも伝えられている。